
夢は必ずかなう
などと謳うのは大抵成功者かそれに感化された人たちなわけで。
しかし、まあ、毒を吐くよりは良いことを謳ってくれてるほうが気分が良いのでこれは「アリ」です。
無差別に希望的観測を美化するのは無責任なんですが、かといってダメだダメだと文句ばかりを言う人は公害でしかないし、責任持てないなら発言するなと言うなら聖人君子しかものをしゃべれなくなるので、「可」です。私的には。
ただ、これの使いどころなんですが、例えば歌謡曲なら「負けずにがんばろう。僕もがんばる」というような感じで、同じ立場で語りかけるようなのは○です。
などと、
何を言い始めたのかと言うと、大人になって社会に出たらそこはオヤジ社会で、オヤジ中心でしか成り立たないルールがあることを知り、若手の中にも結局オヤジみたいな事を言う者がいたり、なんかもう、最近ストレスに感じることが多くて、発作的に吐き出してしまうことにしました。そして出来たのがこのコーナー。
■オヤヂ病■
加齢臭や抜け毛などではなく【精神的な公害を撒き散らす人々】という意味の病気です。
私もオヤヂと言われる年齢で、こういうコーナーを作って発表することもオヤヂ病の症例の1つなのですが、自分への戒めも込めて発表してゆきたいと思います。
というわけで、さっきの続き。
さんざん人のことをこき下ろしたあとで「それでもがんばりたまえ、努力は報われるから」なんていうパターン。
これは×です。
最後にフォローをいれて相手を励ましているようにまとまっていますが、実は「色々辛く当たったが本当は君の為にあえて憎まれ役を買ってやったってわけさ。どうよ。おいらも偉そうにできてスカッとしたよ。あんたもいい話聞いたし一石二鳥だろ。全部おいらの手柄だけど」だと思います。
いや、私自身がかなり性格歪んでいるのでそうとってしまうのかもしれませんが、まあそういうことです。
例えば、この文章。↓
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070304_webdesign_complex/
まとめると、
「デザインというものについて、日本人はマヌケな奴ばっかりだけど、努力だけでなんとかなるので、ゆっくりでもいいからがんばれ」
という旨です。
文章の大半は痛快な毒舌で非常に好感が持てたのですが、ラスト4行で「良い人ぶった発言」をしたので失格です。
そのラスト4行。↓
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一体誰がこの努力をできるのか、とあなたは思うかもしれない。目標があれば、スピードは問わない。あなたは亀のほふく前進でいいのだ。目標があれば、後退することはない。前進あるのみである。
そうすれば、あなたはプロ並みになる。
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そんなわけで
はっきり言ってスピードこそが大事です。
芸術家ぶった人と本当のプロ並みの人の最も大きな差の1つはスピードです!
上達するスピードがあるからがんばってプロ並みになれるんです。チンタラするなよ。
ぐらいのトドメを刺してほしかったです。
スピードに関する部分以外は最高だっただけに惜しい。
さて、話を元に戻しますが、こういう方式は他にも沢山有ります。
よく言われるのが、散々悪いことをして金も地位も得た者が最後に欲しがるのは、不老長寿か自分が良い人感です。
どんなに悪いことをしたとしても「自分は良い人でありたい」のです。
これは特に上り詰めた人だけのものではなく、普通の日常生活にも蔓延しています。
例えばこう。
相手を悪者呼ばわりする→他人の悪口を言っている間は正しいことの一面を語っているので、一時的とはいえ正しい者の立場になれる→正しいことを言っているからおいらは良い人
素晴らしいですね。オヤヂに説教上戸が多いのはこのためです。
こういうことから頼みもしないのに正論めいたことを語る人や説教したがる人、他人の受け売りを自慢する人は、軒並みダメなオヤヂ病患者という認識で結構かと思います。
そう、今まさにこの文章を書いている私のように。ククク。
というわけで、これからも私の愚痴に末永くお付き合い下さい。(e_e)
つづく
by 老人太郎
