[書評]ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
以前、どこかの書評を読んで面白そうと思ってAmazonで買ったが、しばらく積読状態だったものをやっと読み終えました。「今頃かよ!」という突っ込みはなしでお願いします(笑)。
今では世界一と言っていい検索エンジンの会社グーグルを取材したノンフィクション。ただ、日本語版が2005年11月28日に初版が出ているため、少し内容が古い感があるのは否めません。
また、「第1章 意志あるデータベース」「第2章 検索のイロハ〜五つのW、ひとつのH」が冗長なので、第3章以降の検索エンジン業界やグーグルの成長を活写した部分に辿り着くまでに少し根気が要ります。
しかし、「アルタビスタ」を作ったルイ・モニエの話や「ライコス」「エキサイト」「ヤフー」の誕生。そしてググール創業者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンがどのようにして出会い、グーグルを作って行ったかが書いてある第3章以降に入るとグッと引き込まれます。
ワイアードデジタルの創刊者でもあり、著者自身もITベンチャーを立ち上げては倒産をさせた経験や、その時代に生きその時代のキーマンに取材をした結果が見事に反映されていて、「検索業界の歴史」や「グーグルというベンチャーがどうやって成長をしていったのか?」「グーグルの企業体質」を知る上において非常に興味深く読めました。
「今のグーグル」について知りたいなら他の本がいいでしょうが、検索エンジンや検索手法の歴史等を知りたい方にはお勧めです。










